20歳

まだ見ぬあなたへ

 

こんばんは。

今日のテーマは「20歳」です。

20歳の秋頃、4年間付き合った人と別れました。

4年間なんだったんだろうとひたすら反省したり相手のせいにしたりしながらも、

まだ20歳でよかったと思った記憶があります。

 

春頃だったと思いますが、20歳の時に3歳から習っていたバイオリンをやめました。

先生はとても温和で私が練習不足でうまく弾けない時にもほとんど怒らない先生で先生との人間関係は良好でしたが、バイオリン自体はさほど好きになれず、なんとなく先生に合わせなくちゃならないような義務感を感じてもいました。

 

高校3年の文化祭の時に一度だけバイオリンの教室以外のところでバイオリンを弾きました。

一つ年下の後輩の女の子が、確か一緒に弾きたいと言ってくれて、何度も練習したという記憶はないのですが、ほかの人とはそういう合奏をしたことがないので、貴重な体験でした。その人は2010年10月に自殺して今はもういない運命の人です。

 

20歳の時からか就活や教育実習が忙しく、忙しいのに何を仕事にしたいのか全然わからず、学生専属のカウンセラーのいる学生相談室に行きました。大学卒業してしばらくは適応障害として精神科でカウンセリングを受けていました。

 

といっても、先生が自分の主観を持って私の話を聴いてくれる限りは本当に人を信頼して、甘えきってみることはないんだろうな、というような思いで、DTPの仕事をしたいのでバイトを始めますということで精神科に行くのをやめました。

 

20歳という年齢についてこうして思い返してみると、私は甘えてしまうとどこまでも甘えてしまうところがあるのかもしれないということで、安心できない場所に放り出されると、藁にもすがる思いでいろいろな人にしがみついて、自分がどうしたいのかとか、どうすれば現状が改善するのかとかそういう現実感がなくなってしまうんだというところが恐怖に思ったことを思い出します。

 

今はもう20歳の時とは違って、あまりにも自分の世界に閉じこもったり、闇雲なことはしていないつもりですが、何かが足りないんじゃないかという不安や自信のなさを感じることはあります。

 

不安や自信のなさのせいで人に尽くし過ぎて自分をごまかしたり、損をしているなと思うこともありますが、自分がどうしたいのかというのが一番わからないなとも思います。